韓国の経済
大韓民国の経済は、朝鮮戦争以降大きく立ち後れていたが、ベトナム戦争参戦を契機として所謂漢江の奇跡と呼ばれる高度経済成長を遂げ、以降も順調に成長を続けて今現在は世界で13番目の経済的な規模がある。
主要な産業はIT、造船、鉄鋼、自動車など。新興工業経済地域(NIEs) の一つに数えられた時期を経て、1996年にアジアで2番目のOECD(経済協力開発機構)加盟国になった。
また、ここ10年で特許が急増し米学術情報会社のトムソンサイエンティフィックによれば、韓国は世界で3番目に多い特許件数を保有していると明らかにした。
特に半導体や通信分野での活躍が目立っているという。
実際に、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)分野で2006年、国内と米国、日本市場で登録された特許は合わせて2613件となり、このうちサムスンSDIやLG電子など韓国企業の特許が1364件と全体の52%を占めた。
主要な企業としては、サムスン電子や、現代自動車、LG電子などがある。また、特許権・独占販売権のロイヤリティーとして海外から支払われた金額が初めて20億ドル(約2395万円)を超えた。
韓国の気候
ドラマ、冬のソナタなどで一躍有名になった済州島は和歌山県南部、高知県と同緯度にあり、韓国では最も温暖とされている。
しかし冬は半島部と同様の北西季節風の影響、また(38度線以南の現在の)韓国では最高峰である漢拏山(標高1950m)がそびえる地形的要因により、非常に風が強く緯度の割に寒冷で北部は東京より寒い。
夏は半島部においては日本より湿気が少なく過ごしやすい。ソウルの夏の気温は30度を超えることもよくあり、冬の寒さがほぼ同じ札幌市に比べると高めで、また内陸の盆地にある大邱は韓国で最も暑いとされるが、湿気が少ないため熱帯夜になることはほとんどなく、エアコンがなくても寝苦しいということはない。
ケッペンの気候区分では、釜山など南・東部は温暖湿潤気候、ソウルを含む北西部は亜寒帯冬季少雨気候に属するとされる。
近年は中国の砂漠化の進行に伴う黄砂被害の拡大が問題となっている。
韓国の地理
韓国の地理
韓国は朝鮮半島全域を領土とし、そのうちの南北軍事境界線(38度線)以南及びその属島を統治している。
38度線以北は、実際には北朝鮮政府が統治しているが、大韓民国では、地域をさす表現としての「北韓:プッカン」が用いられている。
なお、北朝鮮も同じく朝鮮半島全域を領土としており、韓国政府が統治する区域を、38度線以南の地域をさす意味で「南朝鮮:ナムジョソン」と呼ぶ。
西には黄海、東には日本海に面し、朝鮮海峡(対馬海峡西水道)を隔てて釜山と対馬とは約50kmの距離である。
韓国と日本の間には、竹島(韓国名:独島)領有問題が存在する他、1990年代以降になって日本海(韓国名:東海)の国際的な呼称をめぐって韓国政府と日本政府が対立する等、いくつかの問題がある

